投資の失敗 FX自動売買

投資の失敗

華々しい正解を見たところで、お恥ずかしながらも著者の失敗を晒していくこととします。

失敗の初披露ですが、いきなりマニアックなFX自動売買についてから。

調子にのった矢先、失敗への急転直下

著者はマネースクエア社の「トラリピ」という自動FXを未だに利用しています。

先に断りを入れますが、
(スワップや約定力が弱いという指摘はあるものの)
「トラリピ」の仕組み自体は素晴らしいものだと思います。
戦略が失敗というお話です。

この戦略に取り組み始めた当時(2020年ごろ)は
「トラリピ ブログ」などとGoogleで検索すると
上位に出てくるブログを空き時間があれば覗いていました。
それを参考に、
恐る恐るも手を出していき、徐々に入金額を増やしていきました。

不労所得、FIRE、セミリタイア
そんな素敵な響きに胸が躍っていました。

会社から一刻も早く抜け出し、
「落ち着いた時間を手に入れたい」
という一心で入金に入金を重ねたことで、利益が積もり積もっていきました。

働かずともおカネが増えていく。
これは本当に「トラリピ」だけで過ごしていけるのでは?
と、思った矢先に失敗を知ることとなります。

損益推移を見てみましょう。

損益推移(年ごと)

このグラフは年別の損益を表しています。
中央の「0」ラインよりグラフが上に出ていれば利益、下に出ていれば損です。

2020年 挑戦
2021年 調子に乗り始める
2022年 絶好調
2023年 爆損
2024年 更に損

と、ここまで綺麗な急転直下があるでしょうか。

一見、利益(プラス)と損(マイナス)がちょうど半々ぐらいにも見えますが、
利益は税金が約20%かかります。
よって、プラスのグラフは実際には2割減。

更には、「受渡前スワップ損益」(折れ線グラフ)のマイナスが更に乗ってきますので、
2024年の損はマイナスの方向におおむね2倍。
見事に鮮やかな失敗のお話でした。

最後に、四半期ごとの損益推移も残しておきます。

損益推移(四半期ごと)

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